ヨガとは?

ヨガはサンスクリット語で「つながり」を意味します。
古代インドの人たちは、心と体を自身の意識とつなげ、思い通りに動かす方法を何千年も前から研究していました。
その試行錯誤の結果、姿勢を正し、深い呼吸をすることで、身体がリラックスし、心が安らぐことを発見しました。
そこから、姿勢について発展させたのが、動的なヨガ(ハタヨーガ)です。
体だけではなく心にもフォーカスが当たるので
忙しくて
体も動かしたいけど
リラックスもしたい
現代の方にはヨガはいいなぁと感じています。

ヨガニードラとは?

「ニードラ」とは、サンスクリット語で「眠る」という意味で、寝転んだ休息の姿勢(シャヴアーサナ)で、言葉のガイドをもとに行う瞑想法です。寝ている状態でも目覚めている状態でもなく、意識を覚醒させたまままのまどろみの状態(瞑想)でいる時間と言われています。

20世紀半ばにサッチャナンダ・サラスワティ(swami satyananda saraswati)というヨガ聖者により世界に広く伝えられました。

もともとは数千年前からヨガ行者がプラティヤーハラ(感覚を制御し、自分の内面に意識を向ける)や、ダーラナ(意識をひとつの対象に集中させて安定した精神状態を保つこと)を達するための一つの方法だったが、少しの時間で深い安らぎが得られることから、情報過多な現代社会を生きる人にとって、癒しツールとして現在注目を集めています。

様々な手法がありますが、最も一般的なのは、身体の各部位に意識を向け、脳のおやすみを促す「ボディスキャン」と、なりたい自分をイメージし言葉にしていく願いの種まきの「サンカルパ」の2つを行うものです。

言葉のガイドに従い、パンチャコーシャ(体・氣・意識・理知・歓喜という5つの層)に徐々に働きかけ、意識を保ったまま、覚醒された意識での深い眠りの状態(潜在意識)へと導かれていきます。この時の脳波は、心身ともにとてもリラックスした状態とシータ波と、 夢の中のまどろんでいる半睡状態のアルファー波を行き来している状態にあるといわれます。

この時、慢性的な緊張、無意識層にある力みが緩み、自然治癒力が高まり、深い安らぎが得られると言われています。またこの状態の時に、サンカルパを唱えることで潜在意識に働きかけ、やる気、目標達成に近づいていくことができます。

30分のヨガニードラで、4時間の睡眠と同等の休息が得られるともいわれている、
・究極のリラックス、
・ストレスの解放
・自律神経やホルモンバランスの調整や自然治癒力を高める。
・自己実現しやすくなる
・寝つきが良くなる
・疲れが取れやすくなる
・忙しい時でも心を穏やかに保てるようになる 。
といった効果が語られています。

ヨガを行うと、血行が良くなり、新陳代謝が上がります。また、軽い運動と思われがちですが、ゆっくり長い時間筋肉を使うため、想像されている以上に身体を使います。

ご自分の体や心とお話する時間として
ヨガの時間を過ごしていただくといいかなぁと思っています。

マインドフルネスってなんだろう?

マインドフルネスは、最新の脳科学で実証された心の制御方法ともいわれています。

制御と言うとちょっと怖い感じもしますが心の調和を取ると言う感じでしょうか。

身体の感覚に意識を集中し、深い呼吸を行うことで、頭の中を静かにします。
頭の中を静かにしていくと、物事をシンプルに考えることができ、脳への負担が減ります。

実際に、抗ストレス作用があることや集中力が上がることが実験で証明されています。

有名なスポーツ選手(イチローやジョコビッチなど)や、大手企業(GoogleやMicrosoftなど)が取り入れていることで、近年注目を集め
マインドフルネスの言葉を聞くようになってきました。
ちょっと難しそう?と思うマインドフルネスですが
気軽に日常生活での取り入れることができますしご自分で暮らしの中に組み込んで
ご自分自身を調える事ができるように
クラスの中にも簡単な方法を取り入れています。

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